COMITIA99お疲れ様でした。あと「simile」のコンセプトのこと。

COMITIA99に参加させて頂きました。
会場におこし頂いた方々、本当にありがとうございました。
おかげさまでそれなりにご好評頂いたと僕は信じるよ!?
今回はイベントの規模も大きく、色々な方々に作品を手にとっていただけたので、非常に楽しかったです。次回でCOMITIAもいよいよ100回目だそうですが、そっちも面白いもの作れるように準備中ですのでお楽しみに的な。

で。

新刊「simile」は、初めての中とじということもあり、個人的には色々と反省点が多いものになりました。まず本が開きにくいし、閉じにくい。反省します。
いや、まぁ、うん。僕も会場で初めて本触った時「しまったー!」って思ったもん。うん、ごめん。

さて、今回は「メタファー」なんかに代表される「比喩表現」をコンセプトに作品を収録しました。
「metaphor/メタファ」「synecdoche/シネクドキ」「irony/アイロニ」「simile/シミリ」そして「-I/そのすべて」
当初は「metonymy/メトニミ」って作品も収録予定だったんですが、平とじのページ数の都合上カットしています。
それぞれの意味は巻頭にある通り、比喩表現の手法となっています。
ですので、各作品はそれぞれのタイトルになっている比喩表現をモチーフにして作っています。
「シネクドキ」はちょっとわかりにくいですね。逆に「アイロニー」なんかはすげーわかりやすくてひねくれてます。
まぁ結局んとこ、僕が本当に描きたかったのは裏表紙のアレです。それがすべてです。

世界は嘘にまみれているし、例え僕がいなくても、世界は嘘だらけのままでまわり続けるわけで。
どんなにシンプルなシミリを使っても、心なんてマトモに伝わらなくて、わかりあえなくて、それじゃあ、僕らはどうしよう。どうやってそいつを伝えよう。
そういうことを本気出して考えてみた時、僕は根本的なところで自分を騙し続けていたことに気づきました。
「simile」はその嘘と真正面からガチバトルした結果生まれた作品集です。

「ずっとついてた嘘があるんだ」
その一言のためだけに、この本はあります。
どうか、僕のいない世界のsimileが美しくありますように。そのすべてがきれいでありますように。

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