言葉がデフォルメされて意味も薄っぺらくなって重みも無くなって

パクツイbot管理人がドヤ顔でクリエイター(笑)風宣言をかまして総ツッコミからのリムーブ祭り開催という地獄インターネッツは今日も平常運転なわけですが、これを見ていてふと思ったんですよね。
彼あるいは彼女の罪状は「パクツイ」とか単に「パクリ」だとか、とにかく色々言われてますけど、これは「剽窃」であり「盗作」であり「盗用」であり、引用の要件を満たさない「著作権侵害」であって、下手したら法に触れる問題じゃないですか。
いや、僕は法的なアレコレについては詳しくないので厳密には違うのかもしれないですけど、少なくとも純白の無罪ってことはないと思うんですよね。感情的にも道徳的にも。
こうした盗作・盗用行為はTwitter上では当たり前のように横行していて、一時期は「パクツイ」が標準機能として搭載されたクライアントすらあったくらいです。
しかし「パクリ」にしろ「パクツイ」にしろ、当然ながら倫理的には問題のある行為なわけで、にも関わらず、一部の確信犯(誤用の方の意味)が消えることはありません。
僕としては、そこに良心の呵責とか無いのかと不思議に思っていたわけですが、彼らの中では「フォロワーにウケるから」「ネタだから」という免罪符みたいなものがあるのかなーとかそういう話をしようと思ってたんだけど、以下のインタビュー記事に詳しいのでやっぱやーめた。

スマホの川流れ – なぜ彼らはパクるのか? パクツイ常習犯が語るTwitterの闇 – Yahoo!スマホガイド

一から説明するの面倒になってきたので間すっ飛ばして結論に近いとこから書きますけど、僕は「パクツイ」とか「パクリ」って言葉そのものが嫌いです。
最初にも書きましたけど、これって盗用・盗作行為じゃないですか。
「サービス残業」は「違法残業」ですし、「いじめ」は「暴行・傷害事件」ですし、「万引き」は「窃盗」ですし、「パクツイ」は「盗作」ですし、「ネトゲ廃人」は「依存症」ですし、他にも色々あるとは思うんですけど、とにかく「サビ残」なんかがいい例で、「違法残業」「労基法違反」って言えば多少なりとも抵抗感があるのに、「サビ残」なんて言葉を作っちゃうもんだから、行為に付随する後ろめたさや罪悪感までデフォルメされちゃうんですよ。
ネット上では(特に不謹慎な話題は)スラング化するのが一つの文化みたいなとこありますけど、そうやって言葉をデフォルメすればするほど意味が薄っぺらくなって、そりゃ取り回しは楽になりますが、なんかそれってちょっと怖いなーと思ったりするんですよね。

今回のCopy__writingの一件から、もしかしたら「盗作常習犯がドヤ顔でコンテンツを語ること」を指して「コピラる」みたいなスラングが誕生するのかもしれません。
近いところではオリンピックロゴのアレコレで「サノる」なんてスラングも生まれてますけれども、悪行は悪行に相応しく、善行は善行に相応しい形で、表現していきたいですね。

そんな感じで。

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