【漫画】うちにある漫画を全力で紹介する(その1)

内容はタイトルのとおりです。

前置き

自炊のために家にある漫画を片っ端から部屋に広げてるので、せっかくだからとリストを作った。せっかくだからと紹介する。そんな記事。
ざっと見る限り、完結済みが4割、未完が5割、短編などが1割程度。数えてないから正確には不明ですが、全部で70作くらいです。
一冊~数冊は読んだけど続きを買うつもりが無い作品や、正直面白くなかった作品は除外します。あと実家に置いてきた古い作品も。多分その辺を含めると無限に増え続けるので。
1回毎に10作くらいは紹介したい。だから多分7回書いたら終わります。
と思ってたけど、書き出したら随分長くなったので1回につき7,8作が限界っぽい。しんどいし。

とりあえず最初は完結済みの作品から書いていくけど、順序は適当だよ。

以下本編。

タビと道づれ


たなかのか 作。全6巻。

ジャンルはいわゆるループ物。
もともとネットで数ページのキャプチャ画像を見たのがきっかけで全巻買った作品。

尾道がモデル(多分)の海と坂だらけの田舎町を舞台にしたファンタジー。
主人公のタビが学校をサボっていつもとは逆方向の電車に乗り、かつて暮らしていた終着駅に辿り着いたところから物語が始まるのですが、その街は(何故か)脱出不可能な上、同じ1日が繰り返し訪れる不思議な街。
タビは自分にとって大切な人である「コウちゃん」に会うために、ループに気付いている協力者の少年や警官と一緒に街の謎を解いていく……というのが大筋のストーリー。

絵柄はふんわりしていますが、作中の登場人物の心理描写がすごく丁寧で、誰も彼もどっか歪んでて、でもちゃんと作品を通してみんな精神的にしっかり成長してくれるとてもいい漫画です。
序盤からあちこちに用意された緻密な伏線と、中盤から終盤にかけての展開、更には最後のオチに至るまで本当にきれいにまとまってます。その分ネタバレすると本当に台無しになるので、ネットで詳細を調べるつもりなら買わない覚悟でどうぞ。
おおよそマイナーだけど面白い漫画を教えろと言われたら真っ先に上げる作品のひとつ。

GUNSLINGER GIRL


相田裕 作。全15巻。

1巻出た当時からずっと読み続けてたので、終わった時には何とも言えない気分になりました。
ここで書くこと無い程度にはメジャーなタイトルなのでどうでもいい話をしますけど、TVアニメ版ガンスリのDVDは何故かPS2のゲームとセットだったんですよ。
確か全部で3作だか4作だかのシリーズなんですけど。
ジャンルはガンシューティングで、さすがに一作ごとのボリュームは貧弱なものの、結構遊べる面白いゲームでした。
シナリオの進行に従って使える銃が増えていくんですけど、ようやくP90を手に入れた時のワクワク感に対して、実際に使ってみた時のあまりにも質素な手応えに驚きました。
今にして思うと、撃った時の手応えが貧弱って優秀な証拠ですよね。
トリエラかわいいよトリエラ。
あ、でもラストを除くと一番涙腺に来たのはアンジェリカの話全般です。

EREMENTAR GERAD


東まゆみ 作。全18巻。

創刊初期の月刊ブレイドで看板やってた冒険ファンタジー。
人間と契約することで武器に変身することができる「エディルレイド」という種族にまつわるお話。
主人公である空賊の下っ端少年クーが、封印されていたエディルレイドの少女レンと出会い、彼女と共に「エディルガーデン」なる場所を目指して旅する冒険活劇です。
これやってた当時はまだ「武器に変身する美少女」ってそこそこ斬新だったんですよ。
あ、でもエディルレイドの「体に核石と呼ばれる宝石が存在し、それを失うと力を奪われ急激に寿命が縮む」っていう設定を知った時は「珠魅かよ!」ってツッコミ入れました。まあ偶然の一致です。

内容はボーイ・ミーツ・ガールの王道ファンタジーなので何を書けばいいやらって感じなんですが、ああそうそう、この漫画はバトル物のお約束として途中でエディルレイドの属性に関する設定が登場するんですが、僕が見てきた中で多分一番属性の種類がややこしい漫画です。
地水火風のようなメジャーなものから、果ては動属性、静属性、美属性、愛属性なんてよくわからないものまで実に21種類。理屈の上では未解明の属性があと3つあるらしいです。
ヒロインであるレンの属性は風。作中ではかなりレアな属性のようです。
僕の好きなキャラはノーマっていう光属性のエディルレイドなんですけど、よくよく考えるとノーマというか、彼女の使い手に関わるエピソードが好きなのかもしれない。

そういう設定も含めて、この作品は世界観が肌に合いました。上手い例えは思いつかないけど。
色々と説明不足だったり拾いきれてない伏線もあったりなので、未だに色々と収拾つけるためにも最後にもう1話欲しかったなあと思うんですが、手頃な長さなので冒険活劇に飢えたら読むと楽しい作品です。
あと女の子可愛い。ちょうかわいい。

デッドマン・ワンダーランド


片岡人生、近藤一馬 作。全13巻。

普通の中学校で平凡な生活を送っていた五十嵐丸太。しかし、ある日学校に現れた「赤い男」の襲撃を受け、クラスメイトを皆殺しにされてしまい、只一人だけ生き残ったガンタも大量殺人という無実の罪によって日本唯一の完全民営化刑務所「デッドマン・ワンダーランド」に死刑囚として収監されてしまう。
ニコニコ大百科より

この手のそれなりに有名な作品のあらすじは他所から引用した方が楽だと気付いた(諦観)
強烈な第一話に魅せられて追い続けてた作品ですが、結局最後まで主人公に馴染めませんでした。何だよガンタガンって……。
面白くないことはないんだけど細々した部分が肌に合わなくて今ひとつノリ切れなかった作品。
全体通してグロい割に最終話が爽やかで良かった(小並感)

屍鬼


小野不由美、藤崎竜 作。全11巻。

小野不由美の同名小説のコミカライズ。
フジリュー作品は大体追ってるんですけど、多分WaqWaq以来久々の連載作品ですよねコレ。
ジャンルとしてはホラーになるんでしょうか。ざっくり言うとゾンビ物です。
ゾンビ物ホラーと言うだけで大体の流れは想像できると思います。便利な言葉。

画的に面白い作品で、実写をベースにした背景だったり(相変わらずの)病的に細かいトーンさばきだったり、書き込みの量がえらいことになってます。なってた気がする。
今連載してる「かくりよものがたり」も面白いよね。そっちはそっちで別の機会に。
すごい数の死人が出るえげつない内容な割に(ある意味いつも通りの)コメディやギャグが散りばめられていてサクサク読めますが、結果妙にシュールな絵面になることもしばしば。
屍鬼になった側の人物の心象も細かく描写されているので、村人と屍鬼との戦いが始まってからの展開は色々と考えさせられるものがありますね。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE


久織ちまき、矢立肇、富野由悠季 作。全5巻。

機動戦士ガンダムSEED DESTINYのコミカライズ作品の一つ。
SEED DESTINYはアニメの評価が散々ですが、コミカライズに限っては大体面白いのが特徴です。
ガンダムはひと通り視聴して概ねどの作品も好きではあるんですけど、SEED(DESTINYも含む)に限って言えば前半が全てだと思ってます。SEEDならイージスの自爆まで。SEED DESTINYならフリーダム撃墜まで。以降は……まぁ、その、な?
ただ、シナリオはともかくキャラやMSはすごく魅力的だと思うんですよ、SEEDシリーズって。
デスティニーガンダムの武装全部乗せの中二っぽさとか、大好きです。あの悪役顔もたまらん。

で、漫画の話です。
ストーリーはアニメ準拠ですが、本作はアスラン・ザラを主人公に据え、彼の視点で物語が進行します。
アニメ本編では終始優柔不断で言葉足らずのコミュ障のくせにモテまくりで最終話に至るまで見せ場もないボンクラだったアスランですが、THE EDGEでは彼の心中の葛藤や迷い、悩みが描かれており、一定の理解を得ることが出来ます。
もうこっちが本編でいいんじゃないかな……。

なお、各登場人物の過去やサイドストーリーをまとめた「機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE Desire」という作品もあります。こっちは全2巻。
両方ともマトモなストーリーのガンダムSEEDが読める、というだけでオススメできますね、はい。

終末のマリステラ


高野 千春 作。全4巻。

ジャンルはSFファンタジー戦争漫画。いや、そんなジャンルあるのかしら。知らんけど大体そんな感じ。つい最近完結しましたけど、多分打ち切りっぽいです。つらい。

宇宙が終わりを迎えた後の遠い未来を舞台に、銃火器で武装したケモミミ天使の美少女で構成される十字軍が、海洋生物の形をした情報生物を倒しながら「聖地」を目指して絶望的な進軍に臨むお話。
……なんだそりゃ?
IMIガリル(小銃)を持った天使が描かれた1巻の表紙を見て衝動買いした漫画なのですが、蓋を開けてみたら物凄く好みの作風でした。
美少女、天使、終末、SF、ケモミミ、宗教、情報生物、銃火器、戦争、人工生物、魚、とにかく色々詰め込んだセカイ系。
天使の進軍と書くと思い浮かべる絵面こそ華やかですが、戦争物ですから敵も味方も死ぬ時はあっさり死にます。その辺、それなりにハードな内容です。
主人公のラキアは色々と不安定だし、メインキャラで唯一ツインテールのタルイスは両性具有(※ついてる)し。うん、ハードだ。

とにかく、作中に詰め込まれている属性はどれもこれもニッチではあるものの僕にとっては最高のものばかりなのに、まさかの打ち切りで大量の伏線は回収されず。
あ、でも決して投げっぱなしというわけではなく、展開こそ早いもののエンディング自体はきちんとオチてますので、十分に楽しめると思います。
いやホント、なんで終わったんだろ……。つらぽよ。

シャーマンキング


武井宏之 作。完全版は全27巻。

これも説明不要だと思うので好き勝手書きますけど、とりあえず花組のマリオンが好きすぎてつらい。
マンキンの連載が始まった頃の僕はまだ小学生でしたが、読み始めたのは中学生になってからでした。
あの打ち切りには本当に激おこしましたね。蜜柑てお前。
そんなこんなで数年後に「ちゃんと最後まで書くらしいぞ」って触れ込みで完全版が発売されるわけですが、最初は最終巻だけ買うつもりでスルーしてました。でも気付いたら家に全巻ある。おかしいなあ、こわいなあ物欲。

マンキンに限らずですが、武井宏之の書くメカメカしいフォルムは素晴らしいですよね。天使のデザインとか惚れ惚れします。
でも一番好きなのはスピリット・オブ・ソードのシンプルにデカくて強そうなデザイン。登場からあまり間を置かずに甲縛式オーバーソウルが登場したことで出番があまり無かったのが悲しいです。
あと少女。武井宏之の描く少女って何であんなに可愛いんですかねマジで。
少女に限らずキャラクターがみんな魅力的ですよね。
特に麻倉葉的な主人公って後にも先にもいない気がします。
ハオには原理的に勝てないという事実に対する開き直り方とかね。
開き直りといえば、中盤以降の気軽に死んだり生き返ったりする展開の開き直り方もすごい。幽遊白書の仙水戦で幽助が死んだ時は結構な衝撃展開だったぞ。あっちも一応幽霊ものだけど。
その辺、DBの「どうせドラゴンボールで生き返る」に通じるところもあるのかもしれない。

そうそう、フリーザ様の「戦闘力53万」はやや世代的にズレてるのでピンと来ないのですが、ハオの「巫力125万」の衝撃は凄かった。
普通の少年漫画なら、そのどうやっても勝てなさそうなラスボスをあの手この手で打倒してハッピーエンドを迎えるわけですが、マンキンにおいては「勝てなさそう」じゃなくて「勝てない」なので、もーどうすんだよコレと困惑した記憶があります。
大体、終盤に至っても葉の巫力はせいぜい10万ちょっと(だったはず)ですしね。勝てるわけねえ。
確か作中最強クラスのアイアンメイデン・ジャンヌ様の終盤の巫力が70万くらいでしたっけ。
とにかくハオとその他の実力差が大きすぎてなんかもう、あの、アレ。
それにしても、今ざっと調べた感じだと麻倉葉って(数値的には)かなり弱い主人公だなあ。

ところで完全版の表紙のギミックがとても素晴らしいのですが、おかげで電子化できなくて困ってます。

以上、とりあえずざっと書けるだけ8作。
しばらくはこんな感じで延々漫画について書いていきます。続きはいずれ。

そんな感じで。

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  1. 2014年 7月10日