17歳から10年経った

誕生日でした。

早いもので、17歳から10年経ちました。
まず2004年が10年前ってことすら驚きなんですけどね。びっくりですわ。
2004年つったら初代PSPとかニンテンドーDSが発売した年ですよ。プリキュアはまだ初代で、ガンダムはSEED DESTINYですよ。スピッツなら「スターゲイザー」発売した年ですよ。あれから10年ですよ。
びっくりだよホント。

17歳当時の僕と今の僕とでは変わったところもたくさんあるけれど、それでも、驚くほど大人と子供は地続きだ。
当たり前のことではあるのだけれど。
だとしても、大人って自分とは全然違う生き物だと思っていた。
というか、大人ってもっとちゃんとした生き物だと思っていた。
あー、ちょっとソウルジェム濁ってきた。

昔、何かのラノベで「スィートセブンティーン」なんて言葉を見たことがある。
その時から、僕にとって17歳という年齢は妙に意味ありげなものになったのだけれど、そうは言っても今から17歳に戻れるわけでもない。
10年前の僕に言いたいことはたくさんあるけれど、そして、これからそれをここにたくさん書くつもりだけれど、おおよそ年上には「若いなあw」と半笑いされ、年下には「何このウザいおっさん」と思われるだけなので、今現在はあまり気乗りしていない。斯様に27歳というのは微妙な年齢だ。
これが例えば60歳、70歳、80歳なんて年齢になってくると、人は皆フムフムと熱心に耳を傾けるもので、事実、ネット上ではそうした若者へのメッセージやアドバイスをよく見かける。
そして多くの場合、そこには「自分を磨き、自分のために好きなことをしろ。周りや世の中に流されず好きに生きろ」なんてことが書いてある。
けれど、もし27歳の僕が17歳の僕に何かを言うことができるなら、僕は多分、それとは真逆のことを言うと思う。
自分のスキルアップなんて置いておいて、流行を追うべきだし、周囲に馴染むべきだし、自分より他人のために何かをするべきだし、もっと世の中に流されるべきだ。17歳ってそういう時期だ。
学校からとっとと帰宅してPCに向かうのではなく、部活帰りのコンビニで友達や先輩後輩とアイス食いながら駄弁るべきだった。
アニメではなくドラマやバラエティを見るべきだった。
マイナーな月刊誌ではなくジャンプやマガジンに連載してる漫画を読むべきだった。
休日は一人でコード書くより、友達とカラオケ行って流行りのJ-popを歌うべきだった。

要するに、どこにでもあるようなクソ平凡で最大公約数的な高校生をやるべきだった。
10年前にのめり込んでいたWEBの技術は確かに僕を救いはしたし、それによって僕の将来像は大きくプラスに傾きはしたけれど、その結果、僕の携帯電話のアドレス帳には高校時代の友人の名前なんてほとんど存在しない。
その中で、例えば今「よう、元気か?」なんてメールを出せる相手なんてたった一人だ。
同窓会の誘いなんて全く無いし、そもそもそういうイベントが開催されているかどうかも知らない。誘われても地理的に参加できそうもないけれど。
10年前のクラスメイトの名前を何人覚えているだろう。
僕のいた学科は男子生徒が圧倒的に少なかったけれど、その十数人の名前すら僕は覚えていない。
女子生徒なんて言わずもがなだ。もしかしたらギャルゲーのヒロインと会話してた時間の方が、現実のクラスメイト女子と会話してた時間より長いんじゃないか。

あーくっそーリア充なりたかったなーマジで。
ソウルジェム真っ黒っすわ。

とてもつらいので良かったことも書いておこう。
17歳当時、僕は様々な事情により精神的にどん底に近い状態だった。
それは僕にはどうしようもない事情で、自力で抜け出すことは不可能な状態で、毎日のように死にたいと思っていたし、このまま行けば社会人になる前にあっさり死んでしまうだろうと半ば本気で思っていた。
それ以前に、今で言うところのコミュ障、非リア、ぼっちの三拍子が揃ったキモオタのクソガキが正常な社会生活を送ることができるかどうかは半信半疑だったし、大学に進学しないことを決めた時、僕は薄々、数年後の自分はWEB上にゴロゴロいる引きこもりやニート同然のゴミクズに成り下がると考えていた。
つーか完全に予備軍だったね。帰宅即ゲーム・アニメ・漫画・ネット漬けの毎日とか。今もそんなに変わんないけど。
けれど結果的に、その頃熱中していたWEB制作は、10年後の今、僕にご飯を食べさせてくれる相棒になり、創作活動は無二の趣味になった。
僕はどうにかこうにか社会人になり、あの頃あんなにも遠く思えた社会人として仕事をこなし、お金を稼ぎながら、けれどあの頃とはそれ程変わらずに生きている。
WEBサイトをいじくり回しながら、ゲームをして、アニメを見て、漫画を読んで、ネットをうろついて、そんな生活。
本当に、どうしようもなく17歳と27歳とは地続きだった。

ただ、変わったことも中にはある。
10年前には無かったSNSを経由して同業者や同好の士と出会ったり、同人イベントの場で同じように創作を続けている人と出会ったり、まぁ、色々だ。
おかげで、多分友達と言って差し支えない人もたくさんできた。
いやあ、ホントありがたいことです。
でもそういうことを考える時、決まって思い出すのは「スタンド・バイ・ミー」の最後のモノローグ(だったっけ?)なんですよね。
12歳はもとより、17歳の頃のような友達も今更できないわ。

それはともかく、27歳です。
ガンダムで言えば、ラウ・ル・クルーゼ。ナデシコで言えばイネス・フレサンジュ。
カウボーイビバップのスパイク、ビシャス。ジュリアとも同い年。
はあ……スパイクみたいなかっちょいい大人になりたかったのに……。

<(‘A`<;)ぁぁぁぁ……。

このエントリーをはてなブックマークに追加

  1. コメントはまだありません。

  1. トラックバックはまだありません。