妹萌えについて本気出して考えてみた

まとめブログにこんなネタがあったので読んだんですよ。

なぜ『姉萌え』は『妹萌え』に比べて流行らないのか

その流れから、TLで妹萌えに関する話をしたので、何となく要点だけブログに残しておこうかと。

そもそもなぜ「妹」なのか

件のスレタイにもあるように、妹萌えというジャンルは姉萌えよりも強い……というか、数ある萌え属性の中でも最強の一角を担うジャンルの一つと言えます。はっきり言って姉萌えとは比較にもならない規模。
まぁ体感なので実際どうかはわからないけれど、攻略可能なヒロインが5人以上いる一般的な学園ラブコメゲーの場合、主人公に妹がいないことの方が珍しいです。

じゃあ何故「妹」が流行ったの?何が魅力なの?って話なんですけど、やっぱり一番大きいのは兄(主人公)を無条件に慕い甘えてくる妹ってのは保護欲をかきたてるからだと思います。兄という絶対的に優位な立場から甘やかしたくなるっていうか。
昨今の妹事情は色々多様化しているのでパターンは色々あるんですけど、いわゆるテンプレ的な妹キャラってのはそういうものですよね。
他には、血縁というタブーを破る背徳感もあります。あるいはその障害を乗り越える展開の熱さとか。これもテンプレですね。

そうそう、たまにロリコンとシスコンをごっちゃにする人がいますよね。
「妹好き=年下好き」はまぁわかるけど、それがいきなり幼女好きのロリコンになる理由がわからん。
まぁそれはどうでもいいんですけど、妹萌えってのは兄妹という「関係性」に魅力を感じる病気なので、幼女好きとはちょっと毛色が違います。
「妹っぽい外見ならなんでもいい」とかだとロリコン呼ばわりされても仕方ないかもしれないけどね。
キャラの外見や性格だけで魅力を語れるなら、萌え属性ってこんなにめんどくさい概念になってないよ。

ラブコメの様式美と妹とのラブストーリーについて

ちょっと話は脇道にそれますが、ありがちな学園ラブコメ物ギャルゲーの展開について書いておきます。
というのも、この手のゲームの展開って大筋はどれも似たようなものなんですけど、妹ルートに限定すればシナリオの種類はもっと減ります。
それを説明するためにも、まずは一般的な学園ラブコメの展開を書きます。

1:【日常パート】
これはメインヒロインとの出会い(既に出会っている場合は割愛)から、他の攻略ヒロインも含めて全員と友達として仲良く過ごす部分。

2:【ヒロイン固有シナリオ】
日常パートで立てたフラグによってどのヒロインのルートに入るかが決まり、そのヒロインと付き合うきっかけとなるイベントが発生します。単純に仲良くしていた結果、自然な流れで付き合い始めることもありますが、ほぼ必ず告白イベントは発生します。その後は恋人としての学園生活だとかデートだとかいうパートに入ります。

3:【アクシデント】
それから何かしらのアクシデントが発生します。
ヒロインが留学することになるとか、事故に合うとか、なんか秘密を知ってしまうとか。そういう事件。

4:【解決。希望の未来へレディ・ゴー】
最後にそのアクシデントを解決してハッピーエンド。
例えばヒロインが留学するなら、主人公がそれについていくとか、あるいは笑顔で送り出し、~年後に再会して終わりとか。

大体こんな感じです。見事な起承転結。
で、テンプレ的な妹ルートの一例としては、以下のようになります。

1:日常パートは共通なので割愛
2:妹から告白されてうろたえる主人公。悩んだ結果、自分も妹が好きだと気付いてくっつく。
3:親バレして引き離されるとか怒られるとかで距離ができる。あるいは別れる。
4:熱い説得で親を納得させてハッピーエンド。親が寛容なおかげで許してくれてハッピーエンド。親から実は義理の兄妹だと知らされて結婚できるよエンド。好きなの選んで。

実妹か義妹かで変わってきますが、実妹の場合はこんな感じ。
駆け落ちエンドは最近はあんまり見ませんが、実妹の場合はたまーにあります。
このテンプレ展開には親や教師と言った監督者の存在が必要不可欠で、既に両親がいないような兄妹だと普通に事故とか事件とか、その手の突発的なアクシデントに見舞われることが多いです。
恋騎士Purelykissとかはそのパターンだけど、あれは妹が無闇にエロかったことばっかしか覚えてねえや。
あと、ヨスガノソラとか冬空のペルセウスみたいなドロッドロの展開はそもそも例外です。
ヨスガはアニメ化もあって有名ですよね。ペルセウスは、まぁ、ヨスガと大体同じですが泥沼っぷりはヨスガ以上でした。

ヒロインとしての妹属性の必要性

上述したテンプレ展開のポイントは妹との血縁関係にあります。
実妹か義妹か。また、それが明らかにされているかどうかは非常に重要です。
最初から義妹であることが明かされている場合、テンプレ展開から外れることがよくあります。
妹の定義が血縁関係に依る以上、最初から義理だとわかっている妹にタブー破りの背徳感なんてあってないようなものですからね。
義妹設定はタブー破りという大きなリスクを無くす反面、「妹」を「ただ同居してるだけの年下の女の子」にしてしまう諸刃の剣でもあります。
そういうのが好きって人も中にはいますし、これは「義妹属性」であって「妹属性」ではないという考え方もあります。

逆のパターン、つまり実妹の場合は、血縁関係から来る葛藤(要するに近親ほにゃらら)をどう処理するのかが鍵になります。
言わば通常の倫理感とか現実社会の中では実らない恋愛ですから。ロミジュリ的な。ああ、あなたはどうして妹なの?っていう。
その「普通は無理!」っていうハードルを越えることがカタルシスに繋がるわけで、それができるのが妹属性なのですね。
ただまぁ、血縁なんてどう頑張っても覆せないので、最終的にそのハードルを越えてハッピーエンドを迎えるには「実は義妹でした」をやるしかないんですよね。
それをせずに妹をあくまでも実妹として終わらせる場合、概ねハッピーエンドにはなりにくいです。
ギリギリのラインでハッピーエンドにしようとした結果、賛否両論巻き起こした俺妹なんて作品もありますが、概ね恋人であることを隠しつつ(本人達だけは)ハッピーエンド、っていうなぁなぁで済ます展開が多いです。
この手の実妹エンドが許容されるようになったのはここ十年くらいの話で、それまではほぼ全ての妹が義理か攻略対象外でした。
そういう流れもあって、実妹キャラだけを集めたWikiなんてのもあります。興味あれば調べてみると異世界が見えますよ。

着地点が見えないのでシスプリの話をします

シスプリをご存知でしょうか。略さず言えば「シスタープリンセス」
何それ?って人のために概要だけ説明すると、12人の妹が出てくる妹萌えにおける聖典みたいな誌面企画。今でいうところのラブライブのご先祖です。
シスプリには電撃G’sマガジン上での誌面企画をベースに、アニメ版、ゲーム版と、大きく3種類の展開があります。
それぞれに微妙に設定が異なるのですが、特筆すべきはゲーム版です。
シスプリのゲーム版、それも初代となると、多分10年以上昔の作品になるんですが、いやこれが実にすごかった。
誌面企画を至高と崇める全国の原理主義的お兄ちゃんには不評ですけどね。その辺は適当にググれば割とガチな考察とか出てきます。

で。

内容としては、シナリオを進めていく中で出現する選択肢によってルートが分岐していく普通の恋愛AVGです。
ヒロインは十二人の妹で、主人公はそのお兄ちゃんということになっています。
このゲームの最もあたまおかしい点は、「血縁度」というパラメータが存在すること。
これは文字通り、ヒロインである妹との血縁の深さを表す数値で、(うろ覚えですが)隠しパラメータだったはず。
血縁が可変値ということは、つまりゲーム版シスプリに登場する妹達は、ルートが確定するまで義妹か実妹かは(客観的には)謎なのです。
一応、流れ的には実妹という風に扱われますけども。
そういうわけで、このゲームのハッピーエンドは、実妹エンド、義妹エンドの2種類があります。
ルートが確定するまで義妹か実妹かわからない、まさにシュレディンガーの妹というやつです。
ルートの分岐は、ざっくり言えば好感度上げ続ければ義妹エンドに、好感度を上げなければ実妹エンドに行きます。
つまり、好感度を上げ続けて兄妹の域を越えた間柄になると自動的に血縁が消滅し、大手を振って恋人になれるわけですね。すげえ画期的。

似たような手法で、特定のルートでのみ妹が義妹化するゲームというのは、実は稀にあります。
最近だと「レミニセンス」というゲームに登場する妹ちゃんは、特定のルートでないと実は義妹であるという設定が明かされないようになっていました。
とは言え、「レミニセンス」の妹ちゃんの場合は、シナリオによって義妹設定が明かされるか否かの違いでしかなく、血縁の有無が変化するわけではありません。
明かされようが明かされまいが、設定上義妹は義妹なのです。
これは他の大多数のゲームにも言えます。
僕の知る限り、シナリオの都合で血縁いじりやがったのはシスプリが最初で最後です。

そういうわけで、皆さんはもっとシスプリのヤバさを知るべきだと思います。

終わり。

ヤバイ。シスプリヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
シスプリヤバイ。
まず妹多い。もう多いなんてもんじゃない。超多い。
多いとかっても
「ビッグダディの家族構成くらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ9人。スゲェ!なんか血縁とか無いの。義妹とか実妹とかを超越してる。どっちにもなるし超多い。
しかも増えるらしい。ヤバイよ、追加だよ。
だって普通は妹とか増えないじゃん。だって自分の家にだんだん年頃の妹が増えてったら困るじゃん。知らない妹いるとか困るっしょ。
妹が増えて、一期は総勢9人だったのに、二期のときは総勢12人とか泣くっしょ。
だから普通は妹とか増えない。話のわかるヤツだ。
けどシスプリはヤバイ。そんなの気にしない。増えまくり。初期からすると3人くらい多い。ヤバすぎ。
実妹っていったけど、もしかしたら義妹かもしんない。でも義妹って事にすると
「じゃあ、血縁ってナニよ?」
って事になるし、それは誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。
あと超可愛い。ヒロイン級が12人。ヤバイ。萌えすぎ。飽きて投げる暇もなく別の妹に萌える。怖い。
それに超何も無い。超スカスカ。それに超のんびり。シナリオとか平気で投げてくる。メディアによって設定が違うって。ラブライブでも言わねぇよ、最近。
なんつってもシスプリは馬力が凄い。血縁とか平気だし。
うちらなんて血縁とか三親等離れても血が濃すぎるから結婚できないようにしたりするのに、
シスプリは全然平気。実妹を義妹に変えてくる。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、シスプリのヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイシスプリを生み出した電撃G’sマガジンとか超偉い。もっとがんばれ。ラブライブがんばれ。

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