みんながキラキラしてるから

どうでもいい話なんですけど。
世の中、キレイなものいっぱいありますよね。
キレイな風景の写真をまとめたブログとか、よくバズるじゃないですか。
別に写真じゃなくても、世の中的に用意されてるものや、対外的な人の言動って大概キレイですよね。
キラキラしてますよね。

もう随分前のことなんですが、初めて一眼レフを買った時、僕が最初に撮ったのは自宅の蛍光灯でした。

で、それから色々な写真を撮ってたんですけど、キレイな風景にしろ物にしろ、大体何を撮っても似たようなもんはネット上のどこにでもあるじゃないですか。
キレイなものはみんな撮るし、残すし、見せるんですよ。多分ね。
んで、そういうことに気づいてから、僕は汚いものばかり写真に残すようになりました。
そしたらちょうど一年くらいまえに一眼レフぶっ壊れちゃって、それ以来写真撮ってません。
別に汚いもん撮り続けてたからカメラが死んだとかそういうわけもなく、単にコーラぶっかけちゃっただけなんですけどね。

これって写真だけじゃなくて、何でもそうですよね。
失敗体験よりも成功体験、悲惨なエピソードより感動的なエピソード、不幸より幸福、不細工より美男美女、ドロドロよりキラキラ。
そりゃあ、例えばグロ画像より子猫の画像見てる方が人間誰だって幸せですし、だったら幸せな方を見せたがるのは当たり前なんですけど、時々疲れません? 僕は疲れます。
なんつーか、こう、キラキラしすぎて目に痛いというか。
別に汚いものが好きなわけじゃないんですよ。僕だってできることなら美少女を延々眺めてたいです。
でも、僕は元々性根が腐ってるので、他人の失敗談とか、悲惨なエピソードとか、ドロドロしたものとか、余所行きじゃない素の感情とか、そういうのも嫌いじゃないんですよね。

いつもポジティブで前向きで、キラキラしてる人っているじゃないですか。特にネット上にはたくさん。
意識の高い人。高潔な人。
そういう人々にも素の感情ってのがあって、普通に生きてれば普通に生きてるなりに汚いものを見るし、ムカついたり、怒ったり、嫌ったりするし、ドロドロした感情や感覚を持っているはずだと僕は信じていて、だからそういうものが見えない人と接すると、ひどく不安になります。
そういう意味じゃ、匿名のメディアは僕にとってとても優しい場所です。
あ、でもちゃんとわかっちゃいるんですよ。
そんなネガティブな感情や感覚を吐き出したところで何の意味もないし、メリットもないし、むしろマイナスに働くことばっかりで、だったら言わない方が賢明です。
僕だって一番コアな素の感情なんて出せないです。別に人に嫌われたいわけでもないしね。
でも多分、少なくともネット上では直感と反射でもの言ってる気がします。
みんながキラキラしてるから、自分くらいはドロドロしててもいいんじゃねーかと。

いや人がどうこうとかは本題じゃなくて、じゃあ何が言いたいかっていうと、まぁ別段言いたいことがあるわけでもないんですけど。
とりあえず、いい加減新しいカメラを買おうかなあと思っている僕なのでした。

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